私が体臭について自覚したのは中学生くらいの頃だったと思います。当時の私は、夏場の暑い日の授業で教室内に行き渡るほど汗による異様な臭いを発していました。クラスメイトから誰とは言われず「臭い!」と言われ「どこからこんな臭いがするんだ!」とクラス中にはやしたてられることもありました。たぶん誰とは言ってないですが、みんな気づいていたのではないかと、今でも思っています。
仲のよかった友達からも「マジで臭くね?」とこっちを見ながら笑いながら言われたのは今だに心の傷として残っています。そんな私も冬場になれば臭いもいくぶんましになっていたので暑い時期が来ること、体育の授業と恐怖しながら、学校に行くこと自体も怖くなってしまい辛い日々を過ごしました。でもその当時の私にはなにもできず、日々を怯えることしかできませんでした。やがて中学生活もおわり、高校に入ることになり、私の高校はもともと女子高のため男子が1/6程度しかおらず、香水をつける人もいれば清汗スプレーを使う人、汗拭きシートを使う人、様々な人を見かけるようになり、「あっ、自分も使っていいんだ!」と嬉しさに家族にお願いして汗拭きシートを買ってもらうようになりました。
しかし、こんなことで終わるほど私の汗は良いものではありませんでした。夏場が近づき汗が出てくるにつれて徐々にまた臭いが現れたのです。最初のうちは汗拭きシートでも事足りていました。しかし、夏場の体育のあと、体操服から着替えて、汗拭きシートを使ってもさらに汗が出て来るのです。そして次の授業を迎えると、自分でもわかるほど臭いのが回りに漂っていました。汗拭きシートの臭いと、汗の臭いが混ざって煙でいぶしたかのような、とてつもない臭いになっていたのです。クラスメイトのなかには堂々と「くさい!なにこれ!」や回りでもヒソヒソと言うなかに明らかに私のことを言っているような声もちらほら聞かれていました。(当時の心境的に、そう聞こえてただけかもしれないですが…)私のことを話していると思うとまたさらに冷や汗がでて、さらに臭うという悪循環。臭わないときは臭わないのですが、だんだんと精神的に耐えられなくなって毎日汗がでるたびにヒヤヒヤして、暗い気持ちで過ごしていました。
さすがにこのままではいけないと思っていたとき、インターネットで調べることにしました。すると、「わきが」なんだなということが自覚できるようになり、対処方法も学びました。手術をするというのがよく出てきましたが、当然お金もないし何より怖い気持ちがありできず、学生でも簡単にできるもののひとつが「ワキ毛を剃る」でした!こんなことで?と思いましたし、思春期なこともあり、恥ずかしい思いでしたが思いきってワキ毛を剃ってしまいました!するとワキ毛ひとつで格段に改善されたのです。驚きました。そこから汗拭きシートも清汗スプレーも使っても混ざらなくなって、いい匂いにはまり、香水も使うようになって今では気にならなくなりました。ムダ毛の処理は女性だけでなく臭いに悩む男性にもおすすめできます!以上、自分の臭い体験談でした。
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