住宅ローンの選び方
まず、住宅ローンには3つのタイプがあります。
それぞれに特徴があり、選ぶべきポイントも異なります。
民間の金融機関では、自分が普段利用している銀行以外にも、不動産会社や建築会社、自分の勤務先が提携している金融機関など、さまざまな選択肢があります。
各金融機関は独自の住宅ローン商品を提供しており、金利タイプも様々です。
さらに、借りる人や物件が特定の条件を満たす場合、低い金利が適用されることもあります。
最近ではインターネット銀行も存在し、コスト削減や低金利のための取引を主に行っています。
銀行の住宅ローンを選ぶ際に重要なポイントは、さまざまな住宅ローン商品を比較することです。
各銀行が提供している住宅ローンの内容を調べることが重要です。
なぜなら、銀行ごとに融資条件や審査基準、金利などが異なるからです。
自分が日常的に利用している銀行や、給与振込や公共料金の引き落としで利用している銀行は身近な存在ですが、他の金融機関でも特徴的な住宅ローンが提供されている可能性があるので、情報を集めることが重要です。
特に提携ローンは、手続きに時間をかけたくない人に適しています。
不動産会社や建築会社と提携しているため、物件の審査はすでに済んでいる場合もあります。
また、物件の販売担当者が手続きの一部を代行してくれることもあり、申し込みから融資までの手続きが円滑に進むことが特徴です。
参考ページ：不動産中古住宅住宅ローン選び方のコツやメリットデメリットは？
ネット銀行の住宅ローンの特徴と利点
ネット銀行を利用する場合、審査には時間がかかることがあり、申し込みから融資までの手続きは自分で行う必要がありますが、実店舗がないためコスト削減につながり、比較的低い金利が設定されているという利点があります。
金利重視で住宅ローンを選びたい方にはぜひチェックしていただきたい
財形住宅融資の条件と特徴
財形住宅融資は、財形貯蓄を勤務先で行っている方が利用できる住宅ローンです。
財形貯蓄とは、給料から一定の額を貯めることで将来の生活費用や住宅購入のための資金を準備するという方法です。
財形住宅融資を利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
1. 一般財形、財形住宅、財形年金のいずれかの貯蓄を1年以上続けていること 2. 貯蓄残高が50万円以上あること さらに、財形住宅融資を利用することで、勤務先から特典が受けられます。
例えば、住宅手当や利子補給などの返済の負担軽減があります。
財形住宅融資を利用する際には、まずは自分の勤務先が財形貯蓄を行っているか確認することが重要です。
もし、勤務先で財形貯蓄を行っている場合は、利用する価値があります。
このように、財形住宅融資は金利重視で住宅ローンを選びたい方におすすめな選択肢となります。
ただし、利用にあたっては条件を満たしているか、自分の勤務先が財形貯蓄を行っているかをしっかりと確認する必要があります。