カニの茹で方もさまざまです。
その中でもっとも一般的な茹で方が「浜ゆで」と呼ばれる茹で方。
浜ゆでとは、カニが水揚げされた場所で、
新鮮なまま茹でられたカニのことを言います。
タラバガニに限らず、ズワイガニや毛ガニでも、
同じように水揚げした街ですぐに茹でたカニは、すべて「浜ゆで」と呼ばれます。
通販でも”浜ゆで”と謳っているタラバガニはたくさんあります。
浜ゆでという言葉を見ると、新鮮な状態のまま茹でられたカニなんだろうなぁと、
美味しさがにじみ出ている気がしますよね。
でも、実際のところ獲れたてを茹でるわけではなく、
通販の場合は急速冷凍され、自宅に届きます。
これって、浜ゆでではないのでは・・・？
浜ゆでの定義は、はっきり決まっていないとのこと。
現に、浜ゆでされたカニは少なく、
前途のとおりほとんどは冷凍して届けられます。
どう考えても浜ゆでではないですよね。
でも、「浜ゆで」とある以上、
通常よりも新鮮な状態で茹でているというアピールになります。
とはいえ、浜ゆでしたタラバガニは、茹で上がった色が違うと言います。
素人目線ではなかなか分かりませんが、多少風味などに違いはあるようです。